かれい

かれい
I
かれい【佳例・嘉例】
めでたい先例。 吉例(キチレイ)。
II
かれい【佳麗】
(1)整っていて美しい・こと(さま)。

「~を競う」「容姿~」

(2)美人。

「評判高き~とは見えけり/蜃中楼(柳浪)」

III
かれい【加齢】
(1)新年または誕生日を迎えて一歳年をとること。 加年。
(2)生物が成長・分化・形態の形成などの後に必ず受ける, 時間の経過に伴った衰退の過程。 エージング。
IV
かれい【家令】
(1)明治以後, 皇族・華族の家で, 家務会計を管理し, 他の雇い人を監督した人。 執事。
(2)律令制で, 有品の親王・内親王, 職事三位以上に与えられる公的家政機関の長官, あるいはその職員の総称。 けりょう。
V
かれい【家例】
(1)その家に伝わるしきたり。
(2)きまり。 例。

「きやつは~の情強(ジヨウゴワ)でおぢやる/狂言記・宗論」

VI
かれい【華麗】
はなやかで美しい・こと(さま)。

「~な転身」「~に舞う」

﹛派生﹜~さ(名)
VII
かれい【遐齢】
〔「遐」ははるかの意〕
長生き。 高齢。 長寿。

「猿楽は是~延年の方なればとて/太平記23」

VIII
かれい【餉】
「かれいい(乾飯)」の転。

「いかにか行かむ~はなしに/万葉 888」

IX
かれい【鰈】
カレイ目カレイ科の海魚の総称。 全長約15センチメートルの小形種から, オヒョウのように2メートルを超すものまでいる。 体は平たくて楕円形。 普通は両眼とも体の右側にあるが, ヌマガレイは左側にある。 有眼側は暗褐色ないし黄褐色, 無眼側は白色ないし淡黄色。 食用。 また, 釣りの対象魚。 世界に約一〇〇種, 日本近海にはマガレイ・ババガレイ・ムシガレイ・メイタガレイ・マコガレイなど約四〇種がいる。 寒帯から温帯の海域に広く分布。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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